とどけ、関西のひなあられのおいしさよ!関東関西ひなあられ食べ比べ

みなさんは関西のひなあられと関東のひなあられは違うのをご存じだろうか。

大阪生まれの大阪育ちの私にとっては、ひなあられといえば、写真のこれである。

今日はこの関西のひなあられの魅力を存分にお伝えしたいと思う。

というわけで、となり町のでっかいスーパーに、ひなあられを買いに行ったらば、とよすのひなあられの他にも、おいしそうなのが沢山あって色々買ってしまった(買いすぎた)。

なんと関東のひなあられも売られていて、思わず買った。

あとでこれもレビューしようそうしよう。

まずはやっぱり、これからですよ。

大阪は池田市に本社がある、とよす株式会社のひなあられ。

関西出身の50代前後なら「あられはやっぱり、とよす♪」のCMソングでもお馴染みだ。

関東のはポン菓子に色づけしたものらしいが、これは、もち米の素焼きのあられで、海苔や醤油などの味付けをしたものをバラエティ豊かに混ぜてあり、とてもおいしい。

その中に何粒か、チョコレートをコーティングしたものが入っていているのが、またいい。

しょっぱみに飽きてきた頃に、ちびっこが大好きなチョコ玉がレア感と共に訪れる。

時には、きょうだい間で取り合いになり、ケンカの種になったりもするが、それもまた季節の風物詩。

関西の子どもたちは平等に、ひなあられを食べるにはどうすればよいのかを考えることで、社会性を学ぶのである。知らんけど。

品質保護の為か、中身が見えない袋に入っているのも、いい。

「今日はうれしいひなまつり」というハレの日にふさわしい高級感である。

しかし、ひなまつりが近づくとレジ横のに並んであるのをひょいと買ったり、幼稚園や子ども会で配られたりなどして、なじみが深いのである。

ではさっそくいただこう。

ざらざらー。

ちなみにこの皿は、前回の記事の時に、淡路島の石を並べた皿である。

www.negiyamashisoko.com

 

ではチョコ玉でケンカしないように、均等にわけようぞ。

ついでに、各味ごとに仕分けもしてみよう。

という、提案をしたら、子どもたちがわーっと手伝ってくれて、大いに助かった。

こういう時、子どもが沢山生まれてくれて、よかったと思う。

でも、よく考えたら、同じものを家族の人数分買えば良かったなと、今、書きながら思っています。

というわけで、このような結果になりました。

 

はーん、その他が156粒に対して、チョコ玉は4粒しかないんかー。

そら、ケンカにもなりますわー。

と、大阪弁で感想が声に出た。

でもきっと、このレア度が、おいしさの黄金比なのであろう。

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家族5人分を均等に分けました。

母は我慢しようと思ったら、長男が「わし、ひなあられのチョコあんまり好きじゃないからいらんわ」と言ってくれたので、チョコ玉いただきました。おいしかった。

っていうか、いつのまに嫌いになってたんや。大きくなってたんやね。(長男19歳)


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あと、黄色の粒を、今までは「なんか甘いやつ」としか認識してなかったのだが、今回一粒ずつ、よく味わって食べると、生姜の味がついてあることに気がつき、収穫だった。
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【味の感想】

「やっぱりこれやよね」

「ちょうどいいよね、割合が」

「あ、これ、生姜味やったんや」

「チョコおいしい」

「海苔の風味が好き」


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続いて初めて目にした、ちいかわのひなあられ。

新潟県にある株式会社栗山米菓の商品です。


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これも何個あるのか数えてみることにした。

わっ、ワァ~~~~。


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何も言わなくても、また手伝ってくれました。

全部で75粒でした。

今回は5の倍数なので分けやすい。


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これは、せっかく10粒ずつ並んでいたのに、それを私が無視して適当に分け始めたので、長女に「信じられへん!」と怒られた時の写真。

次女がめっちゃ笑っていた。


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【味の感想】

「うんおいしい、おいしいねんけど、全部おんなじ味」

「ひなあられっていうより、こういうおかし」

「チョコが染みてる、(とよすのと比べると)しょっぱみが無い」

「これはこれ」


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ひなあられ味くらべ、最後は関東からの使者。

東京は江東区にあるアリックス株式会社の商品。
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ざらっとな。

パステルカラーが、ふんわりかわいい。

これも分けてみた。

こちらは各色での味の違いは感じられず、おそらく同じ味かと思う。

ただ、見た目の印象かもしれないが、小さい粒はお米のみ、大きい粒は小麦粉と米粉のような味わいがしたような気がする。

あと、砂糖でコーティングされた大豆が混入されていて、食感にバリエーションがあった。

【味の感想】

「甘い」

「ポン菓子や」

「大豆がいいアクセントやね」

「これはこれ…やけど、ひなあられ…じゃない…」

関東のひなあられも、ちいかわのも、それぞれおいしかったが、やはり食べ慣れた、とよすの物が、一番ひなあられを食べている感があった。

「あられはやっぱり、とよす♪」と歌わざるをえない結果だった。

桃の節句はあと数時間だが、もし明日もスーパーに並んでいたら、関西の方にはぜひお試しいただきたい。

逆に関東の方が食べたらどう思うのかも気になったので、いつか関東出身の友人に食べさせてみたいと思う。